易占いと聞くとどんなイメージでしょうか?
「タロット」、「手相」などは占いをやったことがある人であればどんなものか想像がつくかもしれません。
しかし、「易占いはこんなものだ」と言える人は少ないのではないでしょうか?
ここでは易占いについて説明していきます。
Contents
易(えき)とは?
易というのは簡単に説明すると一種の思想体系です。
易とは、古代中国から伝わる儒教の経典「易経」から来ています。易経は森羅万象を捉えたもので、すべての要素を「陰と陽」の二つにわけ、さらに「八卦」という8つの要素に分けます。
陰陽とは「男と女」、「昼と夜」などですね。
「八卦」とは相撲の「はっけよい」、「当たるも八卦当たるも八卦」という言葉を聞いたことがあると思いますがこれは易からとった言葉になります。
易経とは
「易経」は全部で六十四の卦で構成されています。八卦は太極から陰陽二つにわかれ、次に四象(老陽・少陽・老陰・少陰)にわかれ、さらに分裂して三本の爻からなる8種類の象(八卦)になります。
八卦の要素である、乾 (けん)・兌(だ)・巽(そん)・坎(かん)・離(り)・艮(ごん)・震(しん)・坤(こん)をベースにして占います。
占いでは、これらの属性や性質を参考に、さらに細かく時間や場所、方位を読み解くために、八卦と八卦を上下に重ねて六十四卦を作ったのです。
易占い
易占いとは中国の易経という書物に基づいて占います。
東洋で最古の歴史を持つ占いと言われております。この世のすべてが六十四通りの卦(け)で表現されている、としており、自らの選択結果で占います。
どんな方法で占っているの?
筮竹(ぜいちく)という木の棒や、コインの裏表を使って占います。
易占いのイメージが想像しづらい人はこんな光景を思い浮かべてください。
質問をすると占い師が棒をジャラジャラジャラ、「続けた方がいいですよ」
簡単にいうとこんなのが易占いです。
易(えき)では何が占える?
易占いでは、運勢・恋愛・仕事・人間関係・健康・結婚・転居・未来など、総合的に占うことができます。
そのほかの占いについてはこちらで解説しています。
今の仕事をやめた方がいいですか?